ヘイグループのトータルリウォードの考え方

報酬の新たなとらえ方

報酬戦略を構築することとは、ビジネスの実態を理解することから始まります。報酬戦略は、事業戦略と連動していると同時に、会社のニーズと社員のニーズを同時に満たすものでなければならないのです。ヘイグループのトータルリウォードの考え方を取り入れることにより、会社が置かれている事業環境や達成すべき事業戦略に最も適した報酬制度を導き出すことができます。

課題
報酬は、多くの企業で最もうまく管理できていない費用のひとつと言えます。報酬が総コストに占める割合は10%-70%であり、業況の良し悪しに応じて簡単に増減できるものでもなく、特に業績悪化の状況下ではそのマネジメントは重要な意味を持ちます。報酬が有効に機能するためには、今だけではなく将来の事業ニーズが反映されたものでなくてはなりません。中長期視点で報酬を事業戦略、業績、社員のニーズに密接に結びつけてこそ、経営環境の厳しい状況においても期待されるROIを実現できるのです。

ヘイグループのトータルリウォードは、事業戦略を出発点とし、金銭的報酬と非金銭的報酬の両者を合わせて、総合的に「報酬」をとらえます。会社が必要とすることと、社員にとって大事なことの両者をうまくバランスさせ、会社や仕事に対する社員のエンゲージメントとやる気を維持・向上し、両者にとって望ましい結果を達成することを目的としています。この総体的なフレームワークは、厳しい経営環境下において限られた原資を効果的に配分しなければいけない状況ではなおさら重要になります。

このフレームワークは、綿密な実行計画と結びついていることが必要であり、着実に実行されることで、企業の収支構造に影響を与えることができるのです。


The Hay Group Total Reward Framework

ヘイグループのトータルリウォードフレームワークの特徴は以下のとおりです。

  • 個人業績、会社業績、会社の価値観などに連動させます。
  • 社内および社外公平性の両面から検証し、競争力があり且つ自社の事業戦略に沿った特徴ある制度を構築します。
  • ベンチマーク企業に比べて競争力のある水準、報酬構成にします。
  • 社員の動機づけとリテンションに有効なパッケージを考えます。
  • 設計段階で社員を巻き込み、報酬への理解を高め、結果的に社員の仕事に対する意欲の向上につなげます。
  • ラインマネジャーの報酬への理解を高めることにも注力し、彼らが現場で報酬制度を率先して運用できるようにします。
  • 人件費と会社業績を連動させ、人的コストの最適化を実現します。

なぜヘイグループなのでしょうか?
ヘイグループは、クライアントのビジネスを理解することに全力をあげ、そしてビジネス業績で優位な違いをもたらすような報酬制度の設計に最大限の努力をします。社員が何に動機付けされ、報酬制度がどのように社員に影響を与えるかを十分理解した上で自社にとって最適な制度を提案します。

ヘイグループのスタイルは、技術的・理論的視点のみならず、現場の運用力を考慮した制度であるかどうかを重視します。報酬制度に必要な原資、組織上の特徴、報酬制度に対する社員の受け止め方などを考慮し、事業戦略や人事ポリシーに沿った制度を作っていきます。そのベースとなる調査・診断手法や報酬データベースの構築にも力を入れており、設計段階において積極的に活用します。

ヘイグループの取組み
ヘイグループの報酬制度設計は、事業戦略、ビジネスモデル、主要業績評価指標(KPI)、社員の人口構成、組織カルチャーを正しく理解することから始まります。そのために、経営者、財務担当者、各部門の長と密接に連携します。

  • 現在の報酬制度を詳しく検証し、今のビジネス戦略、人事戦略、報酬戦略と整合性が取れているかについて確認します。
  • 優先課題について、財務面と事業面の両者から検討します。
  • 社員の人口構成を認識し、異なる社員グループについてそれぞれのニーズ(顕在化しているもの、潜在的な要望)を把握します。
  • 社員意識調査を通じて、報酬制度のどの要素が最も社員満足につながるかについて把握します。
  • 報酬制度のひとつひとつが、社員に対してどのようなメッセージを送ることになるか、報酬戦略に合致しているかどうかを検証します。

以上のプロセスを通じてビジネス要件と報酬戦略に沿った報酬プランを提案します。新しい制度は従来の制度と比較してどの程度の財務的なインパクトがあるのか、代替案はないのか、シミュレーションを行います。異なる組織であれば、異なる制度を選択しますが、それがどのような要因から来るものなのかを考慮して、自社に最適な選択肢を提示します。

さらには、新しい報酬制度の導入段階において、これまでの経験と専門知識を活かして社員へわかりやすく説明するプロセスを支援します。どんなに優れた報酬制度を設計しようとも、社員への適切な説明と運用が伴わなければ、その制度を十分に活かせないことが多々あるからです。

ヘイグループの活動
アメリカのチェーンストア ファミリーダラーの報酬プログラムを設計しました。
報酬プログラム事例 (英語)

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ヘイグループは、事業戦略に合わせ多様な報酬プログラムの設計をお手伝いします。
PS-WebJapan@kornferry.com / 03-5157-7761 (ヘイグループ 東京オフィス)

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